土壁ワークショップ!塗ります。

いやはや、一週間寝かせるつもりが、皆様もろもろの都合で
ほぼ一カ月も寝過してしまいました。おほほ。


佐渡の夏は帰省する人も多く、ここぞとばかりにイベントも盛り沢山でした。


皆が遊んでいる間に、土は着々と発酵し、
こーんな感じに仕上がりました。
ねっとり、ぷくぷくです。

だけど、臭くなーいの。ぜーんぜん。健康な土と藁だけだもんね。
野菜も無農薬、無肥料の野菜は腐っても臭く臭わないんだよ。



早速塗ります。

同じ村の左官職人、甚九郎じいちゃん。
土を運んでくれるのは牧場に暮らしている重ちゃん。
重〜い土をじいちゃんの手元まで運んでくれます。
職人さんの背中に思わずうっとりしちゃいます。

ちなみに、土壁で暮らしていたころは、
この土運びの仕事はその家の主人がやる仕事だったんですって。
なんでかな?家づくりには主人の気合が大事ってことかな?



わずか5分足らずで仕上がっちゃいました。(笑)

甚九郎じいちゃん、「久しぶりのどかべだっちゃあ〜。」と、
とても楽しそうに塗ってくれました。


裏側

あんまり美しいのでアップで・・・。

これぞ、日本!どろどろしてて、たくましい!!


塗ってみたそうな皆を背に、楽しむじいちゃん。(笑)

「あの〜、一応ワークショップなんですけどぉ・・・。」
「あ"〜、子どもにはできえるかなぁ〜。」
「・・・・・」
はいはい、やりたいのね。どうぞどうぞ、みてます、みてます。
見て盗みます。職人の世界だもんねぇ〜。


ものの15分で片面終了。

この後も黙々と塗り続ける甚九郎じいちゃんでした・・・。



一応私達も端っこの方で塗ってみましたが、
やはり、こてを使って塗るのが重くて難しくて
断念してしまいました。夢中になって写真撮れず・・・。



だけどやっぱり土壁はおもしろい!!!
なので、内装のカウンターを土壁でおしゃれに飾ろう!
ということになりました。佐渡サンタフェ風?!
ビー玉とかシーグラスとか入れてさ。手で塗ろう!
2011年、1月にワークショップ予定です。