大工さん達の棟梁現る。

ねまりやの大工さん達は近くにある
「伝統と福祉の専門学校」の生徒さん達です。
一年生と二年生。(響きがいいなぁ。)


まだまだ駆け出し・・・というか駆け回っている感じ(笑)
・・・なので、作業の進め方など、
一緒に頭を抱え込んだりもする。脱線もする。
・・・それが、いいんだな。



家を建てるという行為は、柱や桁、大引き、屋根の重さや壁に至るまで
全ての工程が作用し合っていて、
ひとつを進めるのには次の工程やそのまた先の工程にまで
イメージを膨らませなければならないみたい。

米を作るのにも、子供を育てるのにも、同じような具合の連なりが
あるように思えて、改めて「暮らしにまつわるイメージの力」
の素晴らしさを感じさせられました。
あぁ、この「ねまりや」が建ち上がる頃の私達が楽しみになってきた。



今日は、そんな一年生の棟梁が差し入れ持ってやって来て下さいました。
佐渡の南部で建設業を営んでいる「みはるさん」
「お前達になんか負けねぇぞ!」とサンダル履きで
中古建具に合わせた鴨居の寸法付け(?)の技を披露して下さいました。

そこらに転がっている端材で、てきぱきと寸法出しの小道具を作っちゃった。
やっぱり、「経験と想像力は偉大だ!」です。